作業療法士の指示のもと行うリハビリテーション
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作業療法士の役割とは

リハビリの中で、生活全般に大きく関わってくる作業療法ですが、具体的にどのような目的や目標を持っているのでしょう。まずは、生活を送るための基本的な運動能力の回復が挙げられます。これは、基本動作能力とも言われ、運動や感覚、知覚など外部との接触に関わる機能や心肺能力や精神の安定、認知などの内的な機能のことを言います。こういった基本的な心身機能を改善することで、ようやく次の応用的動作能力の段階へ進むことができるのです。

では、その応用的動作能力ですが、これは生活していく上で必ず行わなければいけない作業のことで、例を挙げると、食事やトイレ、または家事などです。これが自力でできないと、一人で生活することはできません。また、社会適応能力についても作業療法士の仕事となります。これは就労や就学といった地域社会への貢献活動のことです。

リハビリは、怪我や病気の直後から始めることになります。この初期段階でのリハビリの目的は、新たな機能の低下を防ぐことです。そしてその後、生活へ戻るための能力や手段の開発、獲得を目指します。そして、人として豊に生きるための支援、つまり仕事や趣味、レジャーを楽しめる状態にまで回復し、そしてそれを続けていくことになります。これが作業療法士の役割なのです。